カラコンの保存方法
使い捨てではないタイプのカラコンを使用する場合には、正しい保存方法についてもチェックしておきましょう。
保存方法を間違えてしまうと使用期限内のカラコンだったとしても不具合が起きてしまうことがあります。
カラコン保存の前にしっかり手を洗おう
レンズを取り外したら手のひらの真ん中に置いて洗浄保存液を数滴ほどたらしましょう。
少ないとレンズに傷がついてしまうので注意してくださいね。
続いて反対の手の指の腹を使ってレンズをこすり洗いします。
表面だけでなく裏面もしっかり20回~30回ほど擦りましょう。
擦り洗いをしているときにレンズを破損させてしまった経験のある方もいるかもしれませんが、そういった方の多くはレンズをくるくると回すように円を描いてこすり洗いをしているようです。
レンズは必ず前後に動かすようにしましょう。
最後にレンズを洗浄保存液ですすぎます。
正しいカラコンの保存方法
まずはケースをしっかりと洗います。
続いてケースの中に洗浄保存液をたっぷりと入れ、洗ったレンズを沈めましょう。
このとき、つけおきで消毒できるタイプの洗浄液を使うのが理想的です。
レンズをしっかり洗ったつもりでも細かい雑菌などがついている場合もあるため、注意してくださいね。
また、レンズを丁寧に洗ったとしてもケースが汚れていて結果的に衛生環境が悪くなってしまったという方もいます。
レンズケースの中に水分が残った状態で長時間放置すると雑菌が繁殖しやすいため、しっかり水洗いをしてから自然乾燥させましょう。
また、ケースは1ヶ月ごとに交換するのが理想的です。
保存液や洗浄液によって理想的なケアの方法は異なります。
数時間つけおきタイプの洗浄液の場合、最低でも○時間はつけおきするように書かれているものもあるため、商品に書かれた時間を守って利用してくださいね。
このように、正しい方法でカラコンを保存していたとしても、装着時や取り外した時に傷付けてしまい、レンズが痛むこともあるので、何となく不具合を感じているようであれば使用可能期間内であったとしても新しいものに交換した方が良いです。