タンパク除去
カラコンを使っている最中に視界が白く曇ったり、何となく異物感がある場合にはタンパク質が蓄積している可能性があります。
なぜコンタクトレンズにタンパク質!?と思うかもしれませんが、涙にはタンパク質の成分が含まれており、それがレンズに蓄積してしまうわけです。
そのような不具合が出た時にはレンズに蓄積したタンパク質を取り除かなければなりません。
不快感を残したままで使い続けるのはおすすめできないので気をつけてくださいね。
カラコンのタンパク除去方法
まず、どれくらいの長期装用タイプのカラコンであればタンパク除去が必要になるのでしょうか。
一般的には1年タイプであれば必要になるものの、2週間くらいまでであれば必要ないとされています。
2週間タイプでも気になる方はタンパク除去を行ってみてくださいね。
やり方はとても簡単です。
タンパク除去効果のある洗浄液を使ったり、専用のタンパク除去剤を使うという方法があります。
浸け置きによってタンパク除去ができるため、商品によって定められている浸け置きの時間は守りましょう。
洗浄液でタンパク除去できる商品のデメリット
普段と同じようにただ洗浄液やこすり洗いをし、付け置きをするだけでタンパク除去までできる商品があります。
とても簡単にタンパク除去や日常的なケアができるというメリットはあるのですが、デメリットもあるのです。
大きなデメリットとして理解しておきたいのが、タンパク除去の専用剤に比べると効果が低いということ。
カラコンを使っていてタンパク質が蓄積しているようだけれど、タンパク除去の効果のある洗浄液では効果的な変化が実感できなかったという方もいるようなので、そういった場合には専用の商品を購入してみてくださいね。
レンズの状態が悪化してからタンパク質除去をするのではなく、定期的に行う方が効果的です。
最低でも2週間に1回は行いましょう。
タンパク質がついてから時間がたってきたものはかなり頑固になっているので、そういったものに対してタンパク除去を行ったとしても高い効果は期待できません。