CT
CTといえば病院で行われる検査を想像する方も多いかと思いますが、カラコンでもCTと表現されるものがあります。
これは、レンズの中心部がどれくらいの厚さであるかということを表しています。
例えば、CTが0.0と記載されていた場合、レンズの中心部分は0.07mmのということになるわけです。
これはコンタクトレンズの箱にも書かれているのでチェックしてみてくださいね。
カラコン選びとCTについて
カラコンを探すときはデザインや価格に注目して比較する方も多いのではないでしょうか。
しかし、CTにも注目してみてくださいね。
これは商品によって決められているため、自分で希望することはできません。
レンズの度数によって変化します。
これは眼鏡を想像するとわかりますよね。
一般的にきつい度数になるとレンズが厚くなります。
インターネットでFAXなどを使って注文をする際には自分で必要な情報を記載する必要がありますが、その時はCTについて書く必要はありません。
CTが違うと何が違う?
では、カラコンの厚さであるCTが違うと何が違うのでしょうか。
一般的には近視が強い場合にはレンズは厚くなります。
その一方で遠視が強い場合にはレンズが薄くなるのです。
実は、厚すぎても薄すぎてもデメリットがあります。
レンズが厚いということはそれだけ酸素を通しにくいということでもあるため、長期間装用すると瞳に与える負担が気になるでしょう。
では薄いレンズの方が良いのかというと、あまりにも薄いレンズは装用する際に簡単に裏返ってしまうこともあり、付けにくいというデメリットがあります。
近年は、しっかりと矯正をしながら酸素が通りやすいようにレンズを薄くしたコンタクトも出ているようです。
厚いものに比べると薄いレンズのほうが使い心地が良いとされているため、今使っているカラコンは自分に合っていないと感じているのであればCTについてもチェックしてみてはどうでしょうか。