CYL (シリンダー度数)
CYL(シリンダー度数)というのは乱視度数のことです。
CYLはCylinderの略となっており、「C」と表記されていることもあります。
度数を表す数字の前には「-」か「凹」がつく場合が多いのですが、このほかに「+」や「凸」となる場合もあります。
つまり、眼科などで検査を受けてCYLの欄に数字が書き込まれている場合、乱視があるということですね。
カラコンとCYL(シリンダー度数)について
CYL(シリンダー度数)の単位はD(ディオプトリー)となっており、数字は0.25刻みです。
矯正をする必要がない場合は記載されないため、数字が何か記載されていた場合にはそれに該当するカラコンを選ばなければならないということになります。
ただ、乱視だったからといってどこからがその人にとって不快な見え方になるのかというのはわかりません。
それほど乱視が強くないのであれば、カラコンで無理に矯正する必要はないといえるでしょう。
しかし、日常生活を送っている中で何らかの不具合や不調を感じているのであれば、カラコンで矯正することについても検討した方が良いですね。
それほど乱視が強くない方であれば、通常の度ありカラコンでもそれほど大きな不便はないと言われています。
ただ、乱視は徐々に悪化することも多いため気を付けておきましょう。
普通のカラコンが合わなくなっているなら
眼科で検査を受けてカラコンを作ったものの、その時の検査結果ではCYLに何も記載されていなかったけれど、徐々に乱視になり、物が見えにくくなる方もいます。
瞳の状態というのは変わりやすいということを理解しておきましょう。
一般的には何らかの努力をしなければ勝手に目が良くなることもないので、何となく最近見えにくくなったと感じているのであれば今のカラコンをそのまま使い続けるのではなく、眼科で再度検査を受けた方が良いです。
最低でも3ヶ月に1回は眼科で定期検査を受けるようにするのが理想的だといえるでしょう。