汚れの原因と取り方
カラコンを付けている最中に、何となく違和感が…ということであればもしかしたらカラコンが汚れているのかもしれません。
清潔な手で使ってしっかりこすり洗いもしているのに、なぜカラコンが汚れるの?という疑問を持っている方もいるでしょう。
そこで、カラコンが汚れる原因と取り方についてご紹介します。
カラコンのタンパク汚れに注意
汚れた手で触った、ホコリが入ったなどの理由がないのにカラコンが汚れる場合、それはタンパク汚れである可能性が高いです。
これはその名の通り、タンパク質によってレンズが汚れてしまうということ。
視界が白く濁ったように見えたり、目がかすむ場合にはタンパク汚れが蓄積している可能性があります。
では、なぜレンズにタンパク汚れがつくのかというと、大きな原因は涙にあるのです。
瞳は涙によって常に潤いのある状態を作っているわけですが、涙の中にはタンパク質やカルシウム、脂質など様々な成分が含まれています。
これがレンズに付着するとタンパク汚れとなりトラブルにも繋がりやすいので注意しましょう。
特にハードではなくソフトタイプのカラコンの場合、レンズの中にタンパク汚れが蓄積しやすいので気をつける必要があります。
カラコンの汚れを取り方は?
汚れの原因はタンパク質だとご紹介しましたが、そのまま放置してしまうと異物感に繋がるケースもあるので、取り方をご紹介しましょう。
一日使い捨てタイプのカラコンを使う場合には特に気にする必要がないのですが、長期間使えるカラコンを選択している方は一週間に一度はタンパク除去を行うのが理想的です。
やり方はとても簡単で市販されているコンタクトレンズ用の市販のタンパク除去剤を使うだけ。
これはつけおきをしておくだけで良いので非常に簡単です。
花粉症のシーズンなどは涙が出やすいため、普段よりもタンパク汚れが付着しやすいので注意しておいてくださいね。
なかには自分でも気づかないうちに汚れている手でカラコンを触っている方もいるようです。
カラコンを取り外したり付けたりするときは必ず手を洗ってから触りましょう。